このところ、モチベーションブームともいえるほど、セミナーやワークショップが花盛りだ。
連休中も、行楽ではなくこれらの自己啓発に励んでいる人も多いだろう。
セミナーの最中や帰宅直後は「やる気満々」状態になっていても、数日で元の「低調な」レベルに戻ってしまうことがよくある。
これは、たんに「興奮状態」になっているだけで、本質的な部分が変わっていないということなのかもしれない。
ここで必要なことは、自分のコントロール可能なことをいかに着実にコントロールしていくかということだと思う。
変えられないことを変えようとして思い悩み、限られたパワーを無駄に消耗しているように思えてならない。
変えられないことの代表は「昨日までの事実」だ。
事実に対する自分の中の意味づけを変えることはできるが、事実そのものは変えられない。
「今このとき」こそが自分の手中にある。
実行するかしないか、何をやるのか、選択する主体は自分自身なのだ。
あえてできないことをやろうとして、できない自分を逆説的に「証明」しようとする人がいる。
いわゆる自己イメージがゆがんでいるのだろう。
これこそ「変えるべきこと」であり、変えられることなのだ。
2008年5月3日土曜日
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